鷽替え神事と節分


今日は節分ですね、「福は内、鬼は外」としっかり豆をまき、福を招き入れることが出来たでしょうか。
日本には月ごとに楽しい行事が沢山あります、節分、ひな祭り、子供の日…どの行事にも自然に口をついてきてしまうほどの楽しい歌がセットになっています。暮らしの中の音楽、ずっと楽しみたいですね。  
そんな時友達に誘われて先月、亀戸天神の鷽替え神事に行って来ました。私も友達も始めてで言われるままに並び、無事御守りを手に入れた時には疲労困憊。      
「いままでのあしきもうそとなり、きちにとりかえんとのこころにて、うそかえといふ」
と文政年間から伝わっている神事。
学問の神様としても有名です。                               
今までの悪いことをうそに替えてくれるなんて、それにうそ鳥の愛らしいこと、並んだかいがありました。
並んでいる時にふと気がついたのですが、亀戸天神は都会の真ん中にあるのに何故か静かで、時おり強い風が吹くと「神様がお通りになったのよ」と誰かの話が聞こえてきたり、早咲きの梅が1輪2輪そっと揺れていたり、自然の音楽が静かに流れている様子が美しい天神様でした。
久しぶりに雲ひとつない快晴、青い空を見上げて今年も頑張ろーと思いながら、やっぱり寒くて「北風小僧のカンタロー」と頭の中で歌ってしまいました。